2025年10月ゲーム開発月報
10月の前半は実家に帰ったため、ゲーム開発は全然できてなかった。やろうと思ってたタスクいくつかを用意したものの、やっぱり実家の居心地が良すぎて、戻った途端に廃人になってしまった。日本に戻ってからの半月は、落としたペースを取り戻しつつ、ビジュアルノベルの新作に集中して作っている。
スイミングに行く
実家から戻って間もなく、運動不足とストレスの対策として水泳をルーチンに取り入れようと思って、家の近くにあるジムのプールに行ってみた(実はこれは日本に長年住んではじめてのスイミングでもあった)。
室内の常温プールの体験が素晴らしかったけど、月会費は結構な負担になるので、入会するかどうかは相当悩んだ。でも、やはり「お金を払った」効果で運動も怠らなくなるし、ゲーム開発ももっと緊迫感を持って頑張れるんじゃないかと思って、いま腹をくくって入会をした!基本的に月に15回くらい行かないと元が取れないから、来月どうなるかはお楽しみに……
新作のコンセプトについて
これまで新作の内容については「ビジュアルノベル」としか言っていないが、情報解禁のタイミング(ストアページの公開)も近づいてきて、今はここで少しコンセプトの話をして、その言語化で新作の核を再確認しようと考えている。
一言でいうと、この新作は純文学を混ぜたギャルゲーである。その割合は、およそ30%の純文学と70%のギャルゲーになると予想している。具体的な内容はまだ言えないが、「ノスタルジック」と「魅力的なお姉さん」という二本柱で構成されている。
純文学とは言え、単純に文章が純文学っていうわけではなく、なるべく文章以外の手段でその純文学らしさを表現しようと考え、「読むだけのゲームにしないこと」にこだわっている(ゲームは、ゲームというメディアの強さと独自性を活かさないと)。ただ、『逆転裁判』みたいに一つ斬新な遊びシステムを入れるよりは、『Detroit: Become Human』のようにインタラクティブ性を最大化する形で遊びを作るつもりではある。
「ドット絵x純文学xギャルゲー」のオーディエンスがいるかどうかは謎だが、少なくとも僕はこの組み合わせをめちゃ遊びたいし、あまり見かけないから、自分で作るしかないなと思った。
新作の情報解禁がもうすぐだ、と思うと意外と今回は緊張より期待のほうが僅差で勝った気がする。ゲーム画面のシェアの受けがよかったからかな?そして短編ゲームという形でもあるので、失敗してもそんなに怖くない。いまは、早くこのゲームを完成させたい気持ちでいっぱいだ。11月は、とにかくたくさん泳いで、運動の力でいつもの200%くらいの効率を叩き出したい!
GP
2025.11.1