2025年9月ゲーム開発月報
ひとつの新作DEMOができた
9月中旬までひたすらDraknek New Voices Puzzle GrantのためのDEMOを作っていて、締め切りの前に無事提出できた。この応募作を含め、実はいま三つの未公開新作を同時に取り掛かっている。これは好きでやっているわけではなく、開発資金をもらえるコンテストのためにやらざるをえないのだ。選べられるものだったら、一個一個順番に作っていきたい。経験上、僕が同時に二つ以上の本格的なプロジェクトを取り込むと、どっちも上手く行かない気がする。
ということで、Draknek New Voices Puzzle Grantの結果が出るまでは、しばらく短編ビジュアルノベルの新作の方に集中して作るつもりでいる。
新作の画面をシェアし始めた
今月はようやく新作の画面をシェアできる段階に入った。3週連続で、土曜日に新作の画面をSNSに上げていた。久々にたくさんの「いいね」を頂いて、確実に作るモチベーションに繋がった。
理想で言うと毎日シェアしたいのだが、今はまだ無理っぽい。メンタル的な理由もあり、シェアできる内容の量の関係もあり、単純にSteamストアページの正式公開を待ちたい気持ちもある。とりあえず、今は週一のペースをキープさえできればいいなと思う。
最適な作業習慣を考える
締め切りに追われてゲームを作るのはやっぱり楽しくない。だが、完全に締め切りがないと作るペースが遅すぎる。今ゲームの売上だけでは食べていけない僕にとって、ペースが遅すぎると楽しさよりもっと深刻な問題になるので、ペースを落とすことは絶対にだめ。
この矛盾をどう解決するかを9月末に考えてみた。まず今現在のペースが遅すぎる原因は何だと分析すると、やっぱり「パソコン・スマホ」だ。「パソコン・スマホ」に誘惑が多すぎて、触ったら知らずに時間と注意力がどんどん奪われていく。だから「パソコン・スマホ」を経由しない作業フローが必要だ。もっとシンプルに言うと、「朝起きて、スマホもパソコンも触らず、すぐに作業ができる方法と環境」を築く必要があると強く感じている。そしてそれが毎日の習慣になったら、ペースよく楽しくゲームを作れるんじゃないかという仮説。
新しい本棚を買った
新しい本棚を買うとまた積み本が増えてしまう恐れがあって、ずっと買うのを我慢していたが、本はずっと買っているという矛盾な状態が続いていて、結局本が置けなくなって、ストレスが溜まる一方…… という理由で自分を説得してようやく新しい本棚二つを買った(一個を買って本を入れて、「あ、やっぱり足りないわ」と気付き、もう一個買うという流れで)。そのおかげで持っている本を全部作家順で整理できてすっきりした!気付くのが遅かったけど、やっぱり僕の一番のストレス発散は好きな本を買い集める(そして整理する)ことだ。
総じて9月はなんとなくゲームを作る楽しさを取り戻しつつあるので、それだけでよかったかな!10月上旬は短期帰国するので、来月は10月下旬から最適な作業習慣を養成しながら、ビジュアルノベルに集中して作っていく。Draknek New Voices Puzzle Grantの結果によって次にリリースするゲームが変わるかもしれないけど、ビジュアルノベルゲームはたぶん一番早くSteamストアページ公開になるのだ。10月はそれが一日も早くできるように頑張ります!
GP
2025.10.1